小さなチャレンジを、ともに いしのま★キッチン

いしのま★キッチンは、2012年の4月7日にプレオープン。ラーメン屋やお弁当屋さんを流されたお母さんたちと手づくりのランチをはじめたのが、そのスタートでした。全ての中心にあったのは、人と人でした。一人一人の小さなチャレンジとチャレンジでした。電気をひいてくれた仮設住宅のお父さんたち。看板をつくった渡波のこどもたち。法務の書類をつくった学生さん。遠くから石巻に住み込んでくれたスタッフ。毎日、手料理をつくるお母さんたち。寄付のよびかけに応えてくださった方々。震災前には出会うこともなかった人たちが、住む場所や立場を超え、時間や行動や気もちを持ちよって「いしのま★キッチン」は歩みはじめました。いまもなお問題は山積み。続けるむずかしさに直面しながらも、お客さまの顔を浮かべて、皆で力をあわせています。1年がめぐる若葉の季節。泥かきからはじめたこの場所も、多くの支えで、新しく、気もちよく生まれ変わりました。ランチ以外の動きも、広がってきています。放課後の教室を開く石巻の大学生たち。自ら障がいをもちながら"心のリハビリに"と編物教室をたちあげた女性。石巻の家庭料理の魅力を届けよう、という地元発のプロジェクトなど。私たちは時間や場所を共にしながら、「これからの石巻」に小さな経済の流れをおこせる場所をめざします。

「これからの石巻」へのチャレンジ 毎日のランチタイムを中心に、下記のような取組みが行われています。「小さくても経済の流れをおこすこと」、「場やリソースをシェアすることで、小さなリスクで小さなチャレンジができること」を大切にしています。

  •   「手づくり 定食・弁当」×お母ちゃんたち 愛情がぎゅーっと詰まった日替り定食や魚定食、焼そばなどをつくっています。中心は、60代のお母ちゃんや子育て中のママさんたち。賑やかに話合いながら、ゼロから皆で仕事をつくっています。〔 11:00~14:00   不定休 〕

  •  「食でつながろう」×食でつながろうプロジェクト 石巻を訪れてくださった方たちに自然の脅威と共にあるこの土地の豊かさも知ってもらいたい。三陸河北新報社や石巻魚市場、地元の方たちと一緒に石巻の家庭料理の魅力を紹介しています。〔 予約開催(応相談) 〕

  • 「心のリハビリ 編物教室」×しおやん 統合失調症で、震災後は避難所で座ったまま動くこともできなかった塩野さん(しおやん)。「癒しや楽しみを広げたい」「障がいのある方に希望を」と、自ら編物教室をたちあげました。一人一人が、創りたいものを自由に創れます。生徒さんの人数はまだ少ないけれど、夢は仕事のワークショップをたちあげることです。〔 週2回程度 14:00〜17:00(1回500円) 〕

  • 「こどもたちの放課後教室」×TEDIC 仮設住宅は狭かったり、生活音が気になったり…。 落ちついて勉強をするスペースがない生徒さんたちが学べる場です。石巻の大学生や仙台の学生さんなどが、石巻の小中高生の学びをサポートしています。〔 金曜 16:30~18:30(500円/3ヶ月) 〕

  • 「わいわい☆手しごと」×わいわいサークル 毎週、皆で集まって話をしながら手を動かしています。チャリティを超えて、長く売れる商品をつくれるよう取組んでいます。〔 木曜 14:30~16:30 〕

  • 「空間リニューアルプロジェクト」×乃村工藝社 人が集まり、知ってもらう場を。乃村工藝社の皆さんが、現場スタッフや地元の方々と共に、場・空間をつくってくださっています。個人ボランティアだった浅野さんとの出会いがきっかけでした。〔 2012年10月~ 〕

支えてくださる沢山の皆さま

チャレンジさせてくださって、ありがとう。一緒にやってくれて、ありがとう。訪れてくださって、ありがとう。上を向いたり、下がったり、右肩あがりの道ではありませんが、長く共に、歩んでいただけると幸いです。

  • ≫サポーターのご紹介(一部)
  • ≫日々の歩みを見守る(f B)
人やプロジェクトが集まる「家」のような場を象徴したインフォメーションボードです。まだ、名前はありません。石巻にある実物は、こんなにながーくありませんが、毎日、書き換えられています。ぜひ、いらしてください。